大腸カメラ検査

大腸カメラ(大腸内視鏡)検査とは

大腸カメラの機材

大腸カメラ(大腸内視鏡)検査は、大腸(結腸と直腸)と小腸の一部をテレビカメラで観察する検査です。
太さ10~13mm の内視鏡を肛門から挿入し、ポリープ・がん・炎症・その他、異常がないかを直接観察します。
また、組織を採取し顕微鏡検査をする事で細胞を詳しく検査することが出来ます。

当院の大腸カメラ(大腸内視鏡)検査の特徴

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苦しくない内視鏡検査
ゆうメディカルクリニックの内視鏡検査は、「苦しくない検査」が特徴です。検査で何よりも大切なのが、定期的に受けることです。待ち時間なども含めて、検査によるストレスを極限まで減らすことで定期的に検査を受けられるサポートをしています。
当院では、患者さんのご希望によっては、静脈麻酔を使って眠っている間に検査を完了させることができるので、苦しくありません。

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最新の内視鏡機器
内視鏡検査ではカメラの性能によって、異常の発見のしやすさが大きく変わってきます。当院では、富士フイルムの最先端内視鏡機器を使用することによって、微細な病変の観察が可能となっています。早期がんの発見や、消化器の異常診断に最適な医療機器を採用しています。

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当日でも検査が
受けられる充実体制
お腹の調子が悪いなどの症状で当院に受診される方で、検査が必要になるケースもあります。通常、後日あらためて検査を施行することが多いのですが、受診当日絶食で、9時半までに受診していただければ、その日のうちに内視鏡検査を受けていただくことも可能です。ただし、患者さんの全身状態によっては、同日の検査が難しい場合もあります。

大腸カメラ(大腸内視鏡)検査でわかる病気

大腸癌、大腸ポリープ 、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、大腸憩室症、虚血性腸炎、クローン病など

罹患数が増えている
大腸がん

日本人の約半数ががんになり、3人に1人が、がんで死亡すると言われています。その中でも最近は、肺がんや大腸がんが増えています。大腸の病気は初期症状が分かりにくい場合が多いので、気付かないまま進行してしまうことも少なくありません。
体に不調がなくても、40歳を過ぎると定期的に便鮮血検査を受けることをお勧めします。また、便潜血検査が陽性と診断された方や、血便がでる方、便秘、下痢、残便感、便が細いなどの症状がある方はCSを受けることをおすすめいたします。

大腸がんは早期発見で
ほぼ100%完治できる

大腸カメラは大腸内を観察するのには最も有益な検査法です。注腸造影検査や大腸CTなど他にも大腸の検査法はありますが、直接大腸粘膜を観察できて、1mm単位の病変を発見できる点では大腸カメラに及ぶ検査はありません。
また、検査と同時に治療もできるのが大腸カメラのメリットです。

部位別がん死亡数で大腸がんは女性では第1位、男性では第3位と増加しています。しかし、大腸がんは早期に発見・治療できれば、ほぼ100%完治できます。

こんな思いがあればぜひご相談ください

  • 大腸内視鏡検査を受けるのが不安
  • 痛み止めや麻酔を使って楽に検査を受けたい
  • 以前の検査で痛い思いをしたから今回は楽に受けたい
  • 腸が長く検査が大変だった
  • お腹の手術の影響で腸の癒着が強く検査が大変だった
  • 腸の一番奥(盲腸)まで内視鏡が入らなかったから、今回はしっかり見てほしい
  • 大腸がんにかかった家族がいるので自分も心配
  • 年齢を考えるとそろそろ検査を受けてみたい

検査の流れ

  1. 検査前日

    前日はお渡しした検査食を摂取していただきます。水分補給(水、お茶)は20時以降でもかまいません。
    14時と就寝前にそれぞれ異なる下剤を内服していただきます。普段から便秘気味の方は、これ以外にも検査2~3日前から下剤の内服をお勧めします。医師にご相談ください。

  2. 検査当日

    検査に関する問診票にお答えいただきます。(大腸内視鏡検査の経験の有無、既往歴、常用しているお薬、アレルギーの有無など)

  3. 検査前

    約2Lの腸管洗浄剤を1時間かけて飲用し、排便を済ませていただきます。

  4. 検査後

    検査室

    送気の影響で腹部の張りを感じた場合でも、通常は1~2時間程で消失します。
    検査後は「安静室」にてしばらく休憩していただきます。